未経験だけど、エンジニアになりたいという方へ、そのプロセスを紹介します。
ここではフリーランスではなく、エンジニアリング会社の会社員に就職するために、
基本的な方針として、どうしたらいいの?を解決します。
高校生、大学生、20代社会人にわけて説明しようと思います。
エンジニアに求められるスキル
若いエンジニアには基本的に高度なスキルは求められないと思ってよいです。
新入社員に対して、
「このシステムのアーキテクチャについてキミの意見を聞きたいんだが・・。」
なんてことはありません。
ですので、どのプログラミング言語を学べばいいの?とか、データベースを学べばいいのか、ネットワークを学べばいいのかとか悩む方がいますが、どうでもいいです。
ただし、超基礎的なスキルは必要です。
極端なことをいえば、パソコンを使ったことがないとかだとダメです。
あなたが会社に入ってどういう仕事をするかはわかりませんので、
会社に入ってから仕事をしながら勉強させてもらえばいいと思います。
これは、「なにを勉強したらいいの?」という一般的な人へのメッセージです。
もし、あなたが、これを勉強して、こんな会社に入って、こんな仕事をしたい!という志があれば、その志にしたがって行動するのみです。
ここでは、何というわけではないけども、なんとなくエンジニア系になりたいな。
という人向けに記載しています。
未経験からエンジニアになる方法(高校生編)
ここが一番楽ですね。
情報工学系の大学に行ってください。
以上です。
情報工学系の大学を卒業したという肩書があって、就職先を選ばなければ、どこも引っかからないという事はないと思います。
なぜなら、会社側から基礎的なスキルはあるはずだとみなされるからです。
エンジニア関連の興味があるだろうと思われますし、
一生懸命勉強したかどうかはともかく、情報工学の世界に身をおいていれば、
パソコンは使用できるでしょうし。
特に自分から向上心をもって取り組まなくても、この肩書さえあれば何とかなります。
未経験からエンジニアになる方法(大学生編)
例えば、文系の大学生でも新卒でエンジニアになる方はたくさんいます。
途中で気が変わって、エンジニアになるパターンです。
大学生になれたわけですから、一般的な学力には問題ないだろうと判断されます。
ですが、すこし肩書が足りません。
会社側からすると、雇ってはみたものの、エンジニアに必要な基本的なスキルが無いと困るのです。
たとえば、システムを作成する環境構築手順は先輩が説明してくれますが、
「パソコンってどうやって電源をいれるのですか?」
「フォルダって何ですか?キーボードってどれですか?」
とか言われたらズッコケてしまいますよね。
その土俵に立てるくらいの基礎的なスキルを持っていますよという肩書を手に入れないと厳しいです。
資格が一番手っ取り早いと思います。
「基本情報処理技術者」という資格がありまして、その名の通り、
情報処理技術の基本的なことは知っていますよ。という肩書となります。
この資格を持っているなら、少なくともズッコケることはないだろうと判断されます。
文系ですけど、エンジニアになりたくて
基本情報処理技術者を取得していて、
趣味でXXX言語(なんでもいい)でプログラミングをやってます。
とかであれば十分かなと思います。
未経験からエンジニアになる方法(20代社会人編)
新卒というカードが無い場合は、ある程度実績が必要になるかなと思います。
エンジニアっぽい事ができそうだな、という実績です。
例えば、
前の会社で、VBAでデータ入力を自動化させたことがあります。とか。
ラズパイとカメラを使用して、犬か猫かを判別するシステムを作りました。とか。
何もなくて、資格だけとかだと厳しいかなと思います。
フリーランスとして仕事の案件(ココナラとかでもいい)をやったことがあるとかでもいいと思います。
まとめ
若い方であれば、なんとなくそれなりに大丈夫そうだなという肩書を手に入れる。
ということを意識してみてください。
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