仕事が辛い人が意識するべきたった1つのこと

サラリーマン

仕事が辛くてしょうがない。とてもよくわかります。

私も経験があります。顧客には罵倒され、月に200時間以上の残業がありました。

もしそんな極限状態にあなたが陥ってしまったとき、一つだけ意識してほしいことがあります。

その場にいるだけで成長している

意識すべきはこの辛い状況に身を置いているだけで、あなたは成長しているということです。

辛い状況にいるということは、ある意味ラッキーな状態と言えるのです。

特別なことをする必要はありません。何か対処する必要もありません。
頑張る必要もありません。ただその状況にその身を置いていればよいのです。

その理由を説明していきます。

仕事が辛い理由

まず仕事が辛いのはなぜでしょうか?

辛くない仕事は以下のような仕事だと思います。

  • 経験がある仕事
  • 先が見通せている仕事
  • 完了できることが分かっている仕事

つまり、先のことがわからないから辛いのです。

  • やったことない
  • どうすればいいのかわからない
  • うまくいかなかったらどうしよう
  • まわりの期待を裏切るかもしれない

このような不安があなたの仕事を辛くしています。

プレッシャーは先の見えない恐怖から生まれるのです。

辛い仕事に身をおくということ

やったことがない仕事に身をおくということは、
あなたにとって乗り越えたことのない壁に立ち向かっているということです。

ただそれだけで、あなたはきっと成長していくでしょう。

その仕事は経験したことがある仕事になるでしょう。そういう経験をしているだけで十分です。

それ以上頑張る必要はありません。その状況にただ身をおきましょう。

逃げ出すことはいつでもできます。

終わらないプロジェクトはない

やまない雨はありません。

明けない夜もありません。

終わらないプロジェクトもありません。絶対にありません。

辛くない仕事をすることのリスク

現在仕事が辛いと思っている人は成長しているので問題ありません。

問題なのは辛くない仕事をしている人です。

私の知り合いで、十数年同じ仕事(あるシステムの保守作業)をしていた人がいました。

あるときそのシステムの運用が終わりましたが、次の仕事がまったくできないのです。
いろいろな壁を乗り越えてきた人と比べて、圧倒的に経験が足りないからです。

彼は会社を辞めざるを得なくなりました。

壁がなければ人は成長しないのです。

仕事が辛くない期間が続いているならば、それは危機的な状況にあります。

仕事が辛い=ラッキー

「天よ、我に百難を与えよ」(曹操孟徳)
「願わくば、我に七難八苦を与えたまえ」(山中幸盛)
と祈った人たちがいます。

自分が成長するために、どうか辛い目にあわせてくれと天に祈ったのです。

辛いものは辛いのは重々よくわかりますが、
この状況をラッキーととらえましょう。祈るまでもなくその状況にいるのですから。

よしよし仕事辛いぞ、いいぞいいぞ俺成長しているぞ、と考えましょう。

その気持ちさえあれば、どんなに辛くても命までは取られることはありません。

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